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2012年2月 1日 (水)

メルマガを読んでいると。。。

「類は友を呼ぶ」とは、言い得て妙です。

メルマガをいろいろ購読しているのですが(勝谷誠彦は有料化したところで止めました。無料だから、あの人のねじまがった考え方を面白いと思って読めるのです。。。まあ、いいや、、、そんなことはどうでも!)、元新聞記者の渡部亮次郎さん(確か、読売ご出身。間違っていたら本当にごめんなさい。産経だったかも?)のメルマガは、届くたびに隅々まで読みます。今日は、メインの記事ではないのですが、ロムニーさんのフロリダでの勝利をちょっと過大に評価していた(もじどおり、過大すぎて、獲得票のパーセンテージが100%を超えているところには大笑いしましたが。。。)ので、大笑いした修正点(二つ)を含めて、渡部さんに下記のお手紙を差し上げました。

<以下、引用。

渡部様

いつも楽しみに拝読しております。

アメリカに住み始めて18年目、大統領選挙もクリントンの再選の96年、ブッシュ(私は馬鹿ブッシュと勝手に呼んでおります。親との区別する為です。決して、「馬鹿」とは申しません。金を積んだとは言え、イェールを出ている訳ですので。)の2000年と2004年、オバマの2008年と、4回を間近で見ておりました。かつては、最初のPrimary(予備選)を行うことだけに命を賭けている、ニューハンプシャー州にも3年半住んでおりました。クリントン再選の96年当時です。

本日ご配信を賜りました2508号の中で、二つの間違いをアメリカ共和党候補者選びに関して発見しましたので、それを指摘させていただきますと共に、ロムニーになるのか?という大勢が決したようなご意見には少し反論をさせていただきたいと思います。

まず、単純なミスから。話の福袋のコーナーで、坂元様の「穏健派のミット・ロムニーが、戦闘的なニュート・ギングリッチを78パーセント対31パーセントで破った」は、ありえない数字です。合計が109パーセントです。しかも、この二人だけではなく、サントラム候補もポール候補も合計で20パーセントの得票を得ています。 「この結果は、日本にとっても朗報でありましょう。」と結んでおられるのも理解に苦しみます。「予備選挙」を「一次選挙」と呼ばれていることにも違和感を禁じ得ません。

また、同じ話の福袋のコーナーで、古沢様が、「それは3月の第2火曜日・スーパー・チューズデー (Super Tuesday)まで続くとみている。」と述べられていますが、今年のスーパー・チューズデーは、3月6日ですので第1火曜日です。

古沢様の「資金力、組織力で他の共和党候補に勝るロムニー氏が優位に立っているのは言うまでもない。スーパー・チューズデー以降はオバマ大統領に対する舌戦に集中するであろう。」は、平板な見方と言わざるを得ません。ロムニーを勝たせて、共和党は本当に纏まれるのか?モルモン教徒の大統領をアメリカが受け入れるのかは、プロテスタント以外に大統領がなってよいものかと、20世紀の半ばにケネディを選ぶときに苦悩したアメリカが、今年の秋に再び出現しようとしているのです。景気が優先とか、雇用さえあればとか、先日のサウスカロライナでも世論調査の段階では、宗教的な価値が全面に出た結果を誰も予想していませんでした。ヒスパニック系がどんどんと増えているフロリダ、引退している人が多い土地柄ですので女性の比率が高い(女性は洋の東西を問わず長生きです)フロリダ州で、この2つのグループで人気の高いロムニーが有利なのは分かっていました。物質的な地域性ですので、宗教心が先に来て候補者を選ばない土地柄ということが出来ます。ところが、このあとに党員集会や予備選挙を行う46州が、すべてこうした土地柄では無いのです。1144の代議員を獲得して共和党大会に望めるのは誰か?私はまだまだわからないと思います。特に、保守系のギングリッジ、サントラム、ポールの3候補が、ギングリッジを軸に(多分)、結集するのが早ければ早いほどギングリッジ逆転の可能性があるように思えてなりません。

昨日のギングリッジの敗戦の弁は、演台の前に「46 STATES TO GO(あと46州あるぞ!)」と大書してありました。サントラム候補も、ポール候補も、今回の敗戦で撤退する気はありません。精力的にネバダでの選挙戦を展開しています。テキサスを地盤とするポール候補にとっては、ネバダ州は一つの試金石かもしれません。しかしながら、支持者からの寄付が、特に若い年齢層からの支持を得ているのがポール候補の特徴ですので、根強い支持を背景に、ギングリッジにすり寄るのではなく、ギングリッジ候補が、選挙戦後半に擦り寄るような場面があり、その結果として、先に金が付き、矢が折れた、サントラム候補との連合が実現するシナリオが考えられます。

その一方、サントラム候補は、2008年の共和党候補者選びでは、最終的に選ばれてオバマと戦ったマケイン候補ではなく、「ロムニー候補に入れる」と言明していた人でした。ロムニーとの距離感が一番近いのがサントラム候補なのかもしれませんが、次回を考えると、早々に撤退することと、負ける可能性が高い人を支持することは避けたいという心理は働くかもしれません。候補者選びは、No.1である大統領だけではないからです。副大統領候補者、所謂「ランニングメイト」は、予備選挙戦を戦ったものから選ばれることが非常に多いからであります。

私の主題に戻ります。「まだ、大勢を決したと判断するのは、時期尚早である」というのが私の結論です。

お体にお気を付け下さい。日本は非常に冷え込んでいると伺っております。という、私も、来週から2週間日本出張ですので、心して参りたいと存じます。

奥山 英二 ニューヨーク州弁護士

引用終わり>

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